外部評価・認証の取得
JREのESGへの取り組みは、国内外の外部機関から以下の評価を受けています。
JREのESGへの取り組みは、国内外の外部機関から以下の評価を受けています。
JREは2024年のGRESBリアルエステイト評価において、総合スコアの相対評価による「GRESBレーティング」(5段階評価)において「4 Stars」を取得し、ESGに関して優れたマネジメント体制とパフォーマンス実績を示したことを意味する「Green Star」の評価を9年連続で獲得しました。
※下記の表は横にスクロールしてご覧ください
評価の種類 | 内容 | 評価結果 | |
---|---|---|---|
GRESBリアルエステイト評価 | ESGに関するマネジメント体制と パフォーマンス実績の評価 |
Green Star (9年連続) |
|
総合スコアの相対評価 (GRESBレーティング) |
![]() |
4 Stars ★★★★ |
JRE-AMは国際的なイニシアティブに参加し、ESG先進企業とのネットワーク、情報共有、日本における事例紹介等の活動に参加することで、サステナビリティ向上に取り組んでいます。2019年12月には10 Years of GRESBという節目においてsustainability championにも選出されました。
GRESBは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設されました。
GRESBの詳細についてはこちら(CSRデザイン環境投資顧問株式会社)をご覧ください。
GRESBのホームページ(英文)はこちらをご覧ください。
JREは2024年のCDP気候変動プログラムにおいて、気候変動問題に対する取り組みと情報開示姿勢が国際的に高い水準にあると認められ、最高評価である「A」スコアを取得し、気候変動「Aリスト企業」に認定されました。
CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体です。
CDP評価は、ガバナンス、リスクマネジメント、事業戦略、目標と実績、エンゲージメント等、多岐の項目にわたる質問により行われ、リーダーシップレベル(A、A-)、マネジメントレベル(B、B-)、認識レベル(C、C-)、情報開示レベル(D、D-)の8段階で付与されます。なお、JREは2018年から回答に参加しています。
本評価に関する詳しい内容は、CDPホームページをご覧ください。
JREは2022年からMSCI社が提供する「MSCI ジャパンESG セレクト・リーダーズ指数」に組み⼊れられています。
本指数は、MSCI 社が MSCI ジャパン IMI 指数構成銘柄の中から、ESG 評価が相対的に⾼い銘柄を選別して構成する指数です。
免責事項
JREのMSCIインデックスの組み入れや、MSCIのロゴ・商標・サービスマークおよびインデックス名を本サイト内で使用することは、MSCIまたは関連会社によるJREのスポンサーシップ、保証、または宣伝を意図するものではありません。
MSCIインデックスは、MSCIの独占的財産であり、MSCI、MSCIインデックスおよびロゴは、MSCIまたは関連会社の商標・サービスマークです。
2024年3月、ISS社よりJREの環境効率性、気候変動戦略、環境マネジメント等が高く評価され「Prime Status」に認定されました。「Prime Status」認定企業は、サステナビリティにおける業界のリーダーとして位置づけられます。
ISS ESG 企業格付に関する詳細(英文)はこちらをご覧ください。
JREは、2025年1月、「ARES ESG アワード 2024」において、「グッドアクション賞 環境部門」を受賞しました。
評価取得実績
受賞日:2025年1月24日
受賞部門:グッドアクション賞 環境部門
受賞対象となった取り組み:「既存オフィスビルのZEB化」
評価内容(審査員コメント):
我が国のエネルギー消費量の約3割を建築物分野が占めるため、2050年カーボンニュートラルの目標達成には、新築物件の環境性能向上と並んで既存ストックの改修が必要ですが、決して容易なものではありません。本取り組みは、J-REITが関与することで既存ストックのZEB化に新たな資金の流れを創り出すものであり、先進的かつ大きなインパクトが期待されるものです。空調機のダウンサイジングでテナント快適性を損なわずに省エネ化を実現するノウハウがJ-REIT業界内に蓄積されることへの期待も大きいです。
本アワードは、J-REIT業界及び一般社団法人不動産証券化協会(ARES)会員社のSDGsの推進・ESG経営を支援すること等を目的として、2023年にARESにより創設されました。
本アワードを通じて、ユニークな取組みを表彰し、広く業界内外に共有することで、J-REITのESGに関する取組みが進化するとともに、その取組みについてより多くの国内外投資家の理解に繋がることが期待されています。
JREの発行した投資法人債(JREグリーンボンド)は、2020年2月、環境省が主催する「ESGファイナンス・アワード」において「銅賞」を受賞いたしました。
JREグリーンボンドの詳細はこちらをご覧ください。
ESGファイナンス・アワードは2019年環境省により設立されました。
グリーンプロジェクトに関して積極的に取り組み、環境・社会に優れたインパクトを与えた投資家・金融機関等、また環境関連の重要な機会とリスクを企業価値向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値と環境へインパクトを生み出している企業の取り組みを評価・表彰し社会で共有することを目的としています。
ESGファイナンス・アワードの詳細についてはこちらをご覧ください。
JREは「ポートフォリオの環境配慮」をマテリアリティの一つに設定し、環境認証(グリーンビルディング認証・省エネ格付け等)の取得をKPIに定めています。環境認証取得率90%超を目標とし、「テナントに選ばれるオフィスビル」の運営に継続して取り組んでいきます。
※下記の表は横にスクロールしてご覧ください
2024年9月30日時点
環境認証取得件数 | 保有建物における延床面積(m²) | 取得率(保有建物における延床面積ベース) | ||
---|---|---|---|---|
DBJ Green Building認証 | ★★★★★ | 2 | 34,699.18 | - |
★★★★ | 12 | 436,110.19 | ||
★★★ | 19 | 503,639.48 | ||
計 | 33 | 974,448.85 | 70.2% | |
CASBEE認証 | S | 14 | 190,351.52 | - |
A | 6 | 51,793.41 | ||
計 | 20※1 | 242,144.93 | 17.4% | |
BELS | ★★★★★ | 5 (うちZEB4棟) |
29,166.65 | - |
★★★ | 3 | 46,907.13 | ||
★★ | 2 | 53,184.66 | ||
★ | 8 | 124,298.05 | ||
計 | 18 | 253,556.49 | 18.3% | |
合計 | 71※1 ※2 | 1,234,982.33※3 | 89.0%※3 |
DBJ Green Building認証とは、単純な経済性だけではなく、「環境・社会への配慮」を併せ持つ不動産(Green Building)の普及のため、建物の環境性能のみならず、テナントの快適性・地域コミュニティへの関わり・リスクマネジメント等の観点から評価を行う日本政策投資銀行(DBJ)独自の認証制度です。
JREでは、複数の物件で高い評価を取得しています。
DBJ Green Building認証の詳細についてはこちらをご覧ください。
「CASBEE」(建築環境総合性能評価システム)は、国土交通省主導のもと、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)を中心に開発した手法で、省エネなどの環境配慮はもとより室内の快適性や景観への配慮なども含めた、建物の総合的な環境性能を評価し格付けする日本におけるシステムです。
評価認証はIBECが認定した第三者機関が行い、評価結果は「Sランク(素晴らしい)」「Aランク(大変良い)」「B+ランク(良い)」「B-ランク(やや劣る)」「Cランク(劣る)」という5段階のランキングが与えられます。
CASBEE認証の詳細についてはこちらをご覧ください。
BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)とは建築物省エネ法に基づき創設された、建築物の省エネルギー性能を評価する公的制度です。第三者機関により、国が定める建築物エネルギー消費性能基準に基づく一次エネルギー消費量が評価されます。その結果は、省エネ基準値に対する建築物の省エネ効率を示すBEI(Building Energy Index)の値に基づき、星の数(★1つ~★5つ)により表示されます。
ZEB(Net Zero Energy Building)とは、快適な室内環境を保ちながら、⾼断熱化・⽇射遮蔽、⾃然エネルギー利⽤、効率の⾼い設備により、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、年間の消費する建築物のエネルギー量が⼤幅に削減され、エネルギー収⽀ゼロを⽬指した建築物です。BELS の評価制度において、その評価制度はZEB、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Orientedの4段階で表⽰されています。なお、BELS及びZEBの詳細については、以下をご参照ください。
BELS 認証制度に関する運営サイト
環境省ZEB POTAL サイト
■関連情報:気候変動への取り組み
2024年9月30日時点
CASBEE認証は用途毎の認証取得となる為、用途毎の結果を掲載しています。